とある構造設計者の日記

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1級建築士学科試験独学方法(参考書について)

1級建築士参考書について

参考書は基本的に過去問を中心にできた参考書であれば、なんでもOKと私は考えます。独学の勉強方法は過去問を繰り返し繰り返し勉強して、その問題の4つの選択肢をすべて理解することです。過去問だからといって1年ずつ解いても分野がばらばらに出題されているため、学習するにはあまり向いていません。そこでおすすめしたいのが資格学校が毎年、販売している教材です。特に分野別に過去問が収録された問題集がおすすめです。分野別に過去問が収録された問題集は分野別にまとまっているので、学習計画が立てやすく、効率的に勉強できると思います。こちらの記事では私が受験生だったころに、実際にお世話になった参考書を紹介するとともに、その参考書をどのように使用していたかについて綴りたいと思います。

1級建築士 要点整理と項目別ポイント問題:日建学院

これは分野別にそれぞれ要点が整理されており、非常にコンパクトな点が便利です。各分野の説明の後に、○×形式の練習問題が収録されており、私もその練習問題を3周ほどしました。実際、1級建築士学科試験は問題形式が4択式なので、ひとつひとつの選択肢が○か×かと判断していくことで正解にたどり着くことできます。なので、要点整理に収録されている練習問題もしっかり行いましょう。ただし、要点整理テキストには難点があります。それは用語の説明等がさっぱりしすぎている点です。ものすごく重要な用語をわずか2、3行の文章で説明するには無理がありすぎます。その結果、その用語をかえってわかりずらくしているケースも多々あります。わかりずらいと思った内容についてはインターネットを駆使して、説明の補てんを自分なりにやって下さい。そして、その要点整理のテキストを自分オリジナルのテキストへグレードアップさせていくと良いでしょう。

要点整理のテキストの使用法については以上です。要点整理だけでは当然、学科試験に通用しません。要点整理を勉強することの意義は各分野の内容をざっくり把握することにあります。だいたいこんな内容で各分野で構成されているんだなと、練習問題等で大まかに理解できれば十分だと思います。内容の深堀については下記の厳選問題集で行っていきます。

1級建築士 分野別厳選問題500+125 :日建学院

要点整理のテキストと平行に分野別厳選問題集をやっていくと内容をより深く理解できます。私も実際に要点整理をやったあとに、その分野の厳選問題集を解いていました。そうすることで、その分野をより効率的に勉強することができました。1回目はほとんど問題ができないでしょう。最初はそれで良いのです。問題ができたかどうかよりも、この問題はどういった理由で誤りなのか、また正しいのかと一つ一つの選択肢の文章を理解してください。そして、繰り返しその作業を行い、本当に自分はその内容が理解できているか、自問自答してください。わかったふりが一番危険です。様々な角度からその内容を見て理解を深めてください。この繰り返しを最低3回行う必要があると私は思います。3回目にしてもできない問題がでてくると思いますが、そのような問題は理解度が低いということで、4回、5回とさらに繰り返してマスターしてください。以上の作業が過去問を解くということです。これがしっかりできないと、学科合格は難しいでしょう。

分野別厳選問題集のほとんどの問題は直近7カ年の過去問の範囲から構成されており、問題数は豊富で素晴らしいのですが、要点整理のテキスト同様、説明がさっぱりしている傾向があります。理解度の低いところは、上記でも説明した通りインターネット等を駆使して、内容の補填をして下さい。理解できないところがあったからといって、そこであきらめないで下さいね。1級建築士試験程度の内容であれば、検索すればほとんどのことは解決できるはずです。

学科過去問集(直近7年より古いもの):総合資格

上記で説明した内容がしっかりできて学習全体の50%程度といったところでしょう。ここからは過去問集を解いて行くことをおすすめします。上記の厳選問題集では直近の7年程度の範囲をおさえているので、過去問集はそれよりも古い過去問が収録されたものが良いでしょう。なぜ、直近7年より古いものが良いのかというと、以前の記事でも紹介した通り、学科試験は過去問を使いまわして作成されているので、過去問を多く解いた人の方が有利になります。ただし、古い過去問といってもあまり古すぎないものが良いです。できれば平成11年度から20年度の間の過去問が良いと思います。私も試験直前で解いた古い過去問とまったく同じものが出題され、過去問を解くことの重要性を試験当日に思い知らされました。スケジュール的には6月中旬くらいからはじめられればベストだと思います。

建築関係法令集 法令編:総合資格

建築関係法令集は総合資格のものにしました。総合資格で販売されているものは大きいものと小さいものの2種類あるので注意が必要です。私は大きいほうが見やすいと思ったので、大きいものにしました。法令集に関してはほかのものを見てないので、わからないのですが、ぶっちゃけ合否に大きく関係するものとは思いません。法規の勉強をするときに何回も使用するので、使い慣れていくと思います。文字が大きいほうがいいのか、コンパクトなものがいいのかその程度の違いだと思います。個人的な見解としてはぶっちゃけ試験当日はほとんど法令集を開かなかったので、結果的にはどちらでもよかったなと思いました。笑

一級建築士受験 法規のウラ指導

私は法規が非常に苦手でしたので、最初法令集をどのように読んで良いのかさっぱりわかりませんでした。しかも、法規特有の言い回しもあり条文自体の意味も全然わかりませんでした。そのような私が学科試験では27点とることができました。それはこの参考書のおかげだと思います。このテキストは過去問を例題にあげ、条文の解説をしてくので、過去問の勉強にもなります。また、建蔽率問題、容積率問題と毎年正答率の低い問題に関してもイラストを中心に丁寧な解説がついているので非常にわかりやすいです。私も建蔽率容積率の問題が苦手でしたが、最終的には点取り問題になっていました。

最後に

独学で学科試験に挑むなら、やはり能動的に行動するしかありません。それが難しいというのであれば高額費用を払って資格学校へ入校することをおすすめします。資格学校では先生たちが合格のために様々な課題を出してくるので、言われるがまま勉強していけば自ずと力はついていきます。しかし、独学では自分が自分自身に課題を与え続けなければなりません。そのため、独学をすすめていくには自問自答の繰り返しが必要です。本当に理解しているのか、あやふやなまま先に進んでいないか、どこが弱点なのか、合格得点に達するにはどの教科を重点的にやっていく必要があるのか、試験日までのスケジュール管理をどのようにしていくのか、‥など、合格するためには本当に多くのことを考えなければなりません。自分を合格させるためにマネジメントしていく必要があります。

※こちらの記事は1級建築士合格を保証するものではありません。参考程度にしていただければ幸いです。

1級建築士学科試験独学方法(情報収集について)

モチベーション維持

勉強方法を過去問に絞ることをおすすめしながら、情報の収集とは少し矛盾しているように感じるかもしれませんが、これは非常に重要だと思います。これは自分のモチベーション維持のためと考えて下さい。インターネットで1級建築士の情報を検索すれば、自分と同じように学科試験を独学で挑む方々の声がそこに存在しています。ためしに「1級建築士 勉強 ブログ」とでも検索をかけてみて下さい。熱心な人の中には勉強した内容をブログにアップしている人もいます。一人で勉強していると、急に不安になったり、自分を見失うことがあると思います。そのな不安を抱えている方にはネットの中で自分と同じ境遇の人を見つけると自分のモチベーション維持の助けとなるかもしれません。ただ、ネットの中には様々な意見があります。いろんな人々の意見を見て行く中で、方向性がぶれてしまうことのないように気を付けてください。ネットでの情報収集はあくまでも自分の「モチベーション維持」のためと、自分に強く言い聞かせてください。他人の勉強方法が良さそうだからといって、「過去問」を解くことだけはやめないようにしてください。勉強の方向性があっちいったりこっちいったりすると、計画が多く狂うだけでなく、知識も定着しなくなる可能性があります。私も実際に受験生の時、ネットで様々な人の意見を拝見しました。ただ、自分は「過去問」を理解することが合格への近道と信じていたので、他人の勉強方法は一切参考にしませんでした。この人がこんなに頑張っているのなら自分はもっと努力しなきゃと、自分のモチベーションアップのためにネットを利用していました。もしかしたら、学科試験は自分の信じる力も試されているのかもしれません。

知識の補填

市販で販売されている教材の多くは説明がさっぱりし過ぎていて、いまいち内容を理解することができません。私も日建の「要点整理」と「分野別厳選問題集」を使用していましたが、解説だけではその問題を理解することができないことが多々ありました。(余談ですが、市販で販売されているテキストはあえてわかりずらいように製作されているようにも思えます。資格予備校の収益はやはり予備校生の確保にあると思います。そんな予備校が独学を応援するとも考えずらいのです。独学に挑戦したけど、やっぱり駄目でした~、ってそんな人々を予備校はターゲットにしているような気がします。これはあくまで個人的見解です笑)

話しはそれましたが、私は知らない用語がでてくれば、インターネットで 必ず調べていました。そして、その説明文をテキスト内に書き込み、また繰り返し問題を解くときに復習ができるようにしていました。今の時代、1級建築士で出てくるような用語はすぐに検索することが可能です。わからないことや、理解度が低いと思うことに関してはインターネットを駆使して、知識の補填を行いましょう。ただし、インターネットで簡単に情報収集できるのは非常に便利なのですが、その情報量も膨大です。その検索した情報をいかにうまく自分に取り入れられかも、実は非常に重要です。建築の分野は非常に奥深くものも存在します。調べれば調べるほど、わけわからなくなるものも中にはでてくると思いますが、そういった難しいものはどこかで割り切るといったことも必要になってきます。

最後に

インターネットが普及していない時代に独学で学科試験を合格された方は本当にすごいと思います。私も市販のテキストだけでは合格は厳しいと思います。てか、絶対に無理だと思います。インターネットが普及した時代に受験できたからこそ、独学で学科試験に合格できたのだと思います。

 

※この記事は合格を保証するものではありません。あくまで参考にしていただけたら幸いです。

1級建築士学科試験独学勉強方法(過去問について)その2

kouzoudaisuki.hatenablog.com

前回(↑)は1級建築士学科試験を独学で突破しようと、お考えの方に過去問を解くことの意義について述べてまいりました。過去問といってもどこまでさかのぼって解けば良いの?とお思いの方もいらっしゃると思います。今回は私が1級建築士学科試験を独学で合格した体験をもとに、過去問の範囲や勉強方法について綴りたいと思います。

過去問はできる限り多くの年数をこなすこと

私が使用していた参考書は日建学院の市販で販売されていたものです。要点整理のものと、厳選問題集をひたすら繰り返し解いていました。なぜ日建のものにしたのかというと、参考書が大きく、文字が見やすかったからです。笑 これらの問題集は基本的に過去問で構成されているので、これを解くことで直近の過去5・6年分くらいは網羅できるのではないでしょうか。ただし、さすがに直近7年分では合格は厳しいと思います。そこで私が目に着けたのが、直近7年よりもさらに古い年度の問題です。直近7年よりも古い過去問集を購入(古本でネットで購入)し、平成17年から平成20年までの過去問を解きました。

過去問集のルーティン

私は過去問題集を最低3回解くことをルール化していました。おぼえの悪いものに関しては5回解きました。そして、問題集でわからいない用語が出てきたら、google先生に検索をかけて、重要事項はその問題のところに用語の説明等を自分で書き加えながら理解度を深めていきました。過去問を何回も解くことの意味は理解の定着と考えて下さい。1回ですべてのことを暗記や理解できる方は良いのですが、私のように次の日には忘れているような人は何回も問題をこなすことで自分の知識として定着していきます。1回目よりは2回目、2回目よりは3回目の方が理解はどんどん深くなっていきます。最終的には正解を覚えてしまうような問題もでてきます。

過去問で出題された文章は完璧に消化すること

過去問を解くうえで重要なことは「4つの選択肢すべての文章を理解すること」です。正解することが目的では無いということに注意してください。選択肢すべての文章を徹底的に読み込み、全ての用語を理解することを意識して下さい。前回の記事でも触れましたが、過去に正解肢として出題されたとしても、新年度の問題で一部を変更して不正解肢として出題されるケース、またはその逆のケースがあります。学科試験は過去に出題された選択肢を使いまわして問題を構成しているといっても過言では無いと思います。これが過去問を理解することの最大の理由です。

 

 

いかがでしたでしょうか。この記事をお読みいただいた方々に少しでも過去問を解くことの意義が伝われば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

※この記事は1級建築士試験合格を保証するものではありませんので、ご参考程度にしていただければ幸いです。

1級建築士学科試験独学勉強方法(過去問について)その1

過去問解くこと=効率的な勉強方法

1級建築士学科試験の範囲は建築という分野からも想像できる通り、広範囲で問題を作ろうと思えば無限にできると思います。しかし、仕事をしながらすべての範囲を網羅しようとすると膨大な知識が必要となりますので、試験突破の方法としてはあまり効率的ではありません。

独学をしているときは先の不安からか、あれもこれもとよくばり、手広く勉強してしまいがちです。これが失敗の大きな原因と私は考えます。過去問を研究してみると、どの年の問題を見ても何となく見たことある問題ばかりで構成されているのです。場合によっては過去の選択肢と全く同じものが出題されたりします。もちろん、過去に一度も出題されたことのない新問も必ず出題されますが、それは少数派なので、無視しても構いません。なぜなら、学科試験は過去問を理解していれば多くの場合、正解に導くことができるからです。ましてや、選択式なので、初めてみるような選択肢がわからなくとも、確実に誤っているものを見つけることができればその問題は正解なのです。

以上のように、時間が無く効率的に勉強をしたいという方には勉強範囲を「過去問」に絞ることをおすすめします。ここでは、実際に私が独学で勉強した体験をもとに過去問を解くことによっていかに合格したかを綴りたいと思います。

勉強範囲を過去問にしぼることの意義

なぜ過去問に絞ることをお勧めするのか?過去問はあくまで過去の問題だから勉強していも意味ないじゃん!とお思い方、不合格へ一歩踏み出したようなものだとお考えて下さい。過去問を解くことの意義は学科試験の傾向をつかむことにあります。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という有名なことわざがありますが、1級建築士試験(製図試験も)はまさにこの言葉にすべて凝縮されているように思います。過去問を十分に勉強することによって学科試験がどのようなものなのか理解することができます。そのためには、できる限り多くの過去問を繰り返し解くことが合格の鍵となります。また、学科試験の一部は過去に出題された選択肢を使いまわして、問題構成されています。例えば、過去に正解肢として出題されたとしても、一部を変更して(例えば用語のすり替え等)不正解肢にするケース、またはその逆のケースがあるのです。本当かな?と疑問に思う方は過去問を解いてみて下さい。この言い回しどっかで見たことあるぞ、と思うことが多々あります。

過去問で出題された内容は建築士として重要な知識

過去に出題されてきた問題はその分野で重要だからこそ出題されてきたとも考えられます。建築の分野で問題を作ろうと思えば、無限に作ることは可能ですが、あまりマニアックなことばかりを出題しても1級建築士の技能を試験することができないと思います。1級建築士として最低このくらいのことは理解して下さいね、ということで、問題は作成されいると思います。そのように、出題者側の視点に立つと、過去問の見方も少し変わるかもしれません。

少し文章が多くなってしまいましたので、続きは別の記事に記載致します。

続き
kouzoudaisuki.hatenablog.com

※この記事は合格を保証するものではありません。あくまで参考にしていただけたら幸いです。

1級建築士学科試験独学勉強方法(スケジュールについて)

1級建築士学科試験は独学で突破

私は1級建築士学科試験を独学で突破しました。しかも、1発です。独学して感じていたことはとにかく、孤独ということです。この勉強方法で自分は合格に向かっているのだろうか、と常に自問自答しながら悶々と勉強している感じでした。今、1級建築士を独学で臨まれる方々も同じ思いで悶々とした毎日を過ごされていると思います。私もいろいろと試行錯誤しながら、勉強方法を探っていきました。勉強を始めたのが1月に入ってからでした。それから自分にフィットした勉強方法にたどり着くまで2か月ほどかかりました。独学はその人その人によって様々だと思います。これから独学でやっていこうという方々に少しでも参考になればと、私が独学していて合格に結びついた勉強方法を下記に記します。※こちらは合格を保証するものではないので、あくまで参考としてお読みください。

勉強法の確立

1級建築士の学科試験は1年かかる人もいれば半年程度で受かってしまう人もいます。独学の場合、多くの人がいきなり正しい勉強法にたどり着くことができないと思います。試行錯誤の上、ようやく自分の勉強法が確立されるのだと思います。なので、勉強始めは自分に合う勉強法を手探りしてくことになるでしょう。私も最初は「1級建築士ノート」を作っていましたが、自分にとっては非効率的だったので、ノートは作らずテキストに必要事項だけ書き込むスタイルにしました。結果的にノート作成は時間もかかるので無駄なことになってしまいました。しかし、これも独学して行くうえで通らなければならなかった道なのだと思います。やってみて初めてわかることもたくさんあります。その中で、自分にとって効率的なものを取捨選択していくことが重要と考えています。これから独学を計画されている方も試行錯誤があって初めて勉強法が確立されるのだということを頭の片隅に置いていただき、余裕のあるスケジュール管理をしていただければと思います。

試験までの勉強スケジュールをたててみよう

勉強期間について、私の場合、1月から始めたので、7か月ほどでした。私は計画・法規・設備が特に苦手だったので1月から3月までの3か月は計画・法規・設備だけ必死に問題を解きました。しかし、4月入ってからも法規の勉強がなかなかうまくいかず、法令集を理解するのに4月いっぱいまでかかってしまいました。5月に入ってからようやく構造・施工も勉強し始めました。6月は5教科バランス良くこれまでやってきた問題の復習をしました。7月はとにかく過去問集+模擬試験の復習+これまでの総復習をやりました。しかも、過去問集は平成17年から20年まで収録されてたものに絞って問題を解けるだけ解きました。おそらく、2周程度はできたと思います。本当は平成14年からやりたかったのですが、試験もせまっていたこともあってたくさん問題をこなすというよりは同じ問題を繰り返すことを重視しました。その結果この方法が功を奏して試験本番では同類の試験が出題されて大変助かりました。

まとめ

以上のように、勉強を始める前に何月から何月まではどの教科をやるといった簡単なスケジュールを組んでみると良いと思います。もちろん、仕事との兼ね合いもあるので、スケジュール通りなど絶対にいきません。それでも、常にゴールを意識するという意味ではスケジュール管理は非常に重要だと思います。私も当初は法規は日本語だから理解できるだろうとなめていましたが、実際は全然理解できず、かなり焦りました。その結果、3月までで理解するはずだったものが、1か月押しましたし。。。学科は5教科もあるので必ず得意不得意があると思います。しかし、5教科のバランスを考えず、好きな科目ばかり伸ばしていても合格はできないのです。各教科に足切りが存在します。学科試験では得意教科を伸ばすというよりも、弱点をいくら克服できるかにかかっています。自分の弱点を見極め、5教科の勉強バランスを調整し、スケジュール管理をするとが合格への第一歩だと思います。

また、上記で示したように、市販のテキストを使用してそれをどうやって吸収していくか、まずは自分の勉強スタイルを確立していくことが重要です。勉強法が確立されていくとより具体的なスケジュール管理もできるようになってきます。

※以上の記事は合格を保証するものではありませんので、あくまでご参考にしていただければ幸いです。