とある構造設計者の日記

気ままに想うことをブログに綴る

1級建築士学科試験独学方法(情報収集について)

モチベーション維持

勉強方法を過去問に絞ることをおすすめしながら、情報の収集とは少し矛盾しているように感じるかもしれませんが、これは非常に重要だと思います。これは自分のモチベーション維持のためと考えて下さい。インターネットで1級建築士の情報を検索すれば、自分と同じように学科試験を独学で挑む方々の声がそこに存在しています。ためしに「1級建築士 勉強 ブログ」とでも検索をかけてみて下さい。熱心な人の中には勉強した内容をブログにアップしている人もいます。一人で勉強していると、急に不安になったり、自分を見失うことがあると思います。そのな不安を抱えている方にはネットの中で自分と同じ境遇の人を見つけると自分のモチベーション維持の助けとなるかもしれません。ただ、ネットの中には様々な意見があります。いろんな人々の意見を見て行く中で、方向性がぶれてしまうことのないように気を付けてください。ネットでの情報収集はあくまでも自分の「モチベーション維持」のためと、自分に強く言い聞かせてください。他人の勉強方法が良さそうだからといって、「過去問」を解くことだけはやめないようにしてください。勉強の方向性があっちいったりこっちいったりすると、計画が多く狂うだけでなく、知識も定着しなくなる可能性があります。私も実際に受験生の時、ネットで様々な人の意見を拝見しました。ただ、自分は「過去問」を理解することが合格への近道と信じていたので、他人の勉強方法は一切参考にしませんでした。この人がこんなに頑張っているのなら自分はもっと努力しなきゃと、自分のモチベーションアップのためにネットを利用していました。もしかしたら、学科試験は自分の信じる力も試されているのかもしれません。

知識の補填

市販で販売されている教材の多くは説明がさっぱりし過ぎていて、いまいち内容を理解することができません。私も日建の「要点整理」と「分野別厳選問題集」を使用していましたが、解説だけではその問題を理解することができないことが多々ありました。(余談ですが、市販で販売されているテキストはあえてわかりずらいように製作されているようにも思えます。資格予備校の収益はやはり予備校生の確保にあると思います。そんな予備校が独学を応援するとも考えずらいのです。独学に挑戦したけど、やっぱり駄目でした~、ってそんな人々を予備校はターゲットにしているような気がします。これはあくまで個人的見解です笑)

話しはそれましたが、私は知らない用語がでてくれば、インターネットで 必ず調べていました。そして、その説明文をテキスト内に書き込み、また繰り返し問題を解くときに復習ができるようにしていました。今の時代、1級建築士で出てくるような用語はすぐに検索することが可能です。わからないことや、理解度が低いと思うことに関してはインターネットを駆使して、知識の補填を行いましょう。ただし、インターネットで簡単に情報収集できるのは非常に便利なのですが、その情報量も膨大です。その検索した情報をいかにうまく自分に取り入れられかも、実は非常に重要です。建築の分野は非常に奥深くものも存在します。調べれば調べるほど、わけわからなくなるものも中にはでてくると思いますが、そういった難しいものはどこかで割り切るといったことも必要になってきます。

最後に

インターネットが普及していない時代に独学で学科試験を合格された方は本当にすごいと思います。私も市販のテキストだけでは合格は厳しいと思います。てか、絶対に無理だと思います。インターネットが普及した時代に受験できたからこそ、独学で学科試験に合格できたのだと思います。

 

※この記事は合格を保証するものではありません。あくまで参考にしていただけたら幸いです。